ほとラボ

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クラウドソーシングでアイコンを描いてもらった

もう一ヶ月も前のことだけど、クラウドソーシングでアイコンを描いてもらって各種 SNS のアイコンを変えた。

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アイコンを変えたいと思った理由はふたつあって、

ひとつは Twitter が丸アイコンになったこと。
もともと「アイコンは四角いもの」という想定で作ったアイコンだったのに、 何故か去年くらいから丸アイコンが流行りはじめ、とうとう Twitter まで丸アイコンになってしまった。 四角に最適化されたアイコンが丸くクロップされた様子ほどダサいものはない。つらい。

もうひとつは版権的にグレーだったこと。 前のアイコンは某アニメの公式が「SNS アイコンとして使っていいよ」と配布していたもの1 (を改変したもの) で、 SNS アイコンとして使うならまだしも、イベントでトークするときとかにそのアイコンで自己紹介するのはなんとなく気が引ける思いがあった。

なんでクラウドソーシングにしたか

SNS アイコンって自分は割とこだわりがあって、 自分自身を表現するものとして自分がしっくりくるものしか使いたくないという気持ちがある。

依頼したら描いてくれそうな知人とかも思い当たらないことはなかったけど、 もしイメージと違う感じだった場合に何度も修正してもらうのも気が引けるし、 「イメージと違うから使わんとくわ」というのも申し訳ない。

どんな凄腕クリエイターの人でも自分の納得いくイラストを描いてくれるとは限らないし、 誰か特定の人に依頼するよりも色々な人に提案してもらえるコンペ形式が良いなと思ってクラウドソーシングを使うことにした。

自分で作れないものを依頼するのは難しい

そんなわけでクラウドワークスで 3 万円のコンペを出した。

金額設定は割とテキトーだったんだけど、 長期的に自分のアイデンティティとして使える良いアイコンを描いてもらえるなら 3 万円くらい出せるでしょ、という気持ちで決めた。2

依頼内容はだいぶ考えて書いた。

だって、自分で描けないからこそ依頼しているわけで、 自分でもイメージしきれていないものを文章で表現して依頼するというのは本当に難しい。

だからこそ「どういう用途で使いたい」とか「どういう雰囲気が好き/好きではないか」とかは誤解のないようによく考えて丁寧に書いたし、「こういう雰囲気は好き」「こういうのは違う」という参考例をいくつも挙げたりもした。

それが実際に功を奏したのかどうかはよくわからん。

結果

一週間で 50 件の提案をいただけた。

いや、50 件って。

コンペ募集したのはこれが初めてではないので予想はしていたけど、やっぱ実際にこれだけ集まると驚く。 クラウドソーシングすごいしインターネットはヤバい。

選定に悩むかと思っていたけど「え、いやもうコレでしょ」というレベルの提案がひとつだけあったので、全く悩むことはなかった。

crowdworks.jp

ちなみに描いていただいたのはこの方です。ありがとうございました 🙇

まとめ

結果的に良いアイコンに変えることができたのでよかったよかった。

個人でクラウドソーシング発注する人ってまだあまり見たこと無いけど、もっと活用していくと面白いんじゃないかと思う。


  1. 前のアイコン、あれ実はカエルじゃなくてタヌキだよ

  2. 最悪、良い案が出なかったとしても「俺は Nintendo Switch を盗まれて買い直して3万失ったんだ…」と自分に言い聞かせよう、くらいの覚悟はあった。