ほとラボ

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沖縄に移住する

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一年ほど前に id:amacbee から「沖縄に会社作る」という話を聞いて「え、沖縄良さそう、行く」ってなったの沖縄に行くことにした。

今月からは沖縄にあるちゅらデータ株式会社というところでデータ分析マンとして働いていく。

churadata.okinawa

沖縄には縁もゆかりもない。 「海ぶどうおいしい✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌ 」とか言っちゃうレベル1の沖縄力。 移住を決めたのも「暖かくて過ごしやすそう」程度のテキトーな動機しかない。

どちらかというと「沖縄に行く」ことよりも「東京を離れる」ことに大きな意味がある。

首都圏一極集中つらい

東京の良いところは「人がたくさんいる」ところで、
東京の悪いところは「人がたくさんいる」ところ。

日本は世界的に見ても極端に人口が首都圏に集中している国で、それによる弊害もまた顕著に現れている。

日本での首都圏一極集中はざっくりと以下のような流れ。

  1. 大企業が本社を移転するなどして東京に集中するようになった
  2. 人口が首都圏に集中した
  3. 首都圏の地価・物価が跳ね上がった
  4. 労働者、特に家族持ち世帯は郊外で暮らすようになった
  5. 郊外から東京への過酷な通勤ラッシュが生まれた
  6. 疲弊した結果、労働生産性は低下し少子化も進んだ

イケダハヤト氏は気に入らないけど、「東京の人は消耗してる」というのは事実だと思う。

べつに「少子化問題を解決したい!」みたいな大それたな話がしたいワケではなくて、これはただ単にイチ労働者として「疲弊したくないな」という話に過ぎない。

でももしひとりひとりが「疲弊しない働き方」ができるようになれば、労働生産性は上がるし少子化問題も解決する・・・ような気がする。 根拠はない。

東京に通勤しない方法

首都圏一極集中で疲弊しないためには東京に通勤しないこと。 これに尽きる。

具体的なやり方としては以下の4つが考えられる。

1. 地方の企業で働く

それが簡単にできたら誰も苦労はしない。

「日本の IT 企業の9割は東京に集中している2」と言われていて、IT 業界マンとしては非常に厳しい。 自分の場合はたまたま沖縄の話があったのでこのパターンでいくことができたが、普通の IT 業界マンにとっては選択肢が少なすぎる。

2. 東京の企業の地方拠点で働く

昨年の YAPC::Fukuoka で「LINE / pixiv / nulab などは福岡にもオフィスがあって〜」という話を聞いた。

かなり魅力的な選択肢だと思う。 こういう IT 企業がもっと増えてくれると嬉しい。

3. 東京の企業に務めながら在宅リモートワークする

リモートワークはすごく難しい・・・。 チームの他メンバーからの信頼が厚くて、なおかつちゃんとしたコミュニケーション手段が確立されていないとうまく回らない。

会社側からもおいそれと「みんなリモートワークしていいよ」とは言えない。 だからリモートワークは万人に適用できる解決策ではない。

むしろ今リモートワークできる環境にある人はとても恵まれているので、どんどんやってみたらいいと思う。

4. フリーランスになって在宅リモートワークする

(3) とほとんど同じようなものだけど、企業側のハードルが下がる。 「社員にはリモートワークさせられないけど、業務委託契約であれば構わない」という会社はあるらしい。

東京を離れる不安

東京を離れることの不安はいろいろある。 特に「せっかく東京で関われた人たちとの繋がりが薄くなるんじゃないか」というのは大きい。 あとは「東京にいないと最新の技術動向を追っていけないんじゃないか」とか。

とはいえ東京にいる限りはその不安を拭うことはできないので、とりあえず引っ越してから考えることにする。

まぁなんとかなるでしょ。

沖縄での暮らし

沖縄の暮らしがどんなもんかはまだわからないけど、とりあえず家探しをした限りだと家賃は安い。 東京都内のクソ狭ワンルームで暮らしていたときと同じ家賃で 2LDK が借りれた。

知人各位においては、我が家を宿にしてくれていいのでぜひ沖縄に遊びに来て欲しい。

沖縄で最前線を走りたいデータサイエンティスト WANTED !!!

沖縄とデータ分析に興味がある方は是非ご連絡ください。 Twitter で僕に DM 飛ばしてくれてもいいです。

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