ほとラボ

It works!

スマートスピーカーはあくまでスピーカーっぽい

Amazon Echo Dot を買った。

Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック

Amazon Echo Dot (Newモデル)、ブラック

欲しかったというよりは「流行ってるからコレ系1なにかひとつくらい触っておかないと」という使命感で買った。

所感

  • 部屋のどこにいても呼びかけたら反応するのすごい
    • 逆に、部屋のどこで会話してても「Alexa」ってワードに全部反応するのでウザい
  • iOS の Alexa アプリが使いにくすぎる
    • そのうち改善されるだろうから気にしてない
  • 音声認識の精度はよくわからない
    • (普段 Siri もあまり使わないので比較できない)
    • ストレスがない程度にはちゃんと聞き取ってくれる

「スマホの音声認識でいい」感

AI 的な機能を触れば触るほど、それ「スマホの音声認識でいいのでは?」という気持ちになってくる。

そこで、思いつく限りの「スマホの音声認識じゃできないこと」を書いてみる。

「音質が良い」

「スマートスピーカー」なので、そこは良くてもらわないと困る。2

音楽を再生する手順も話しかけるだけなので、「スマホから Bluetooth スピーカーなり Apple TV なりに接続して...」という手間がないぶん便利ではある。

「手が離せない状況でも使える」

どういう状況なの・・・?

唯一「料理中」という状況だけはわかる。
料理中に声だけでレシピを確認できるのは便利そう。

しかしリビングに Alexa があってキッチンが離れている場合、声が届くのか謎。 料理するならスマートウォッチの方が向いてるんじゃ・・・?

「家電を操作できる」

これは全く関係なくて、「家電を操作できるブリッジ」「スマートホーム対応の家電」「Homebridge サーバ + IRKit」のいずれかが必要なのはスマホ音声認識も各種スマートスピーカーも変わらない。

「子どものおもちゃとして」

「Alexa, ピカチュウを呼んで」と言うとピカチュウが出てきて会話 (?) できたりする。

これはちょっとおもしろかった。

まとめ

スマートスピーカーはあくまでスピーカーであって「革新的な AI ガジェット」を期待してはいけなかった。

「音楽ライフを充実させるためのガジェット」として購入すると良さそう。


  1. Amazon Echo 以外だと Google Home とか LINE Clova WAVE とか

  2. Amazon Echo Dot はコンパクトなぶん音がすごく良いわけではないが、外部スピーカーを接続すればよい